商業施設のテナント原状回復工事はとても気を使うんですよ!という話

住まいる工房は浜松市で店舗の改装を専門としていますが、特に大型ショッピングモールや百貨店などに入るテナント内装工事を得意としております。

商業施設は単独の路面店舗と違い、大きな建物の中に多くのテナントがありますので、様々な制約があります。

・工事は商業施設の閉店後の夜間工事。

・共有通路の養生及び清掃(搬入口からテナントまで数百メートルに及ぶこともあります。工事期間中は毎日作業前後に設置と撤去を行います。)

・仮囲い(工事現場を目隠しするのと工事中の埃などをシャットアウトします。)

とても気を使います。

特に気を使うのが、原状回復に伴う解体工事です。

まずは共用通路を養生します。ブルーシートだけで良い現場もありますが、ブルーシート+コンパネを敷かなければならない現場もあります。

そして大きな音と埃をを出して解体し、解体物を搬出します。

作業員には仮囲いの外に出る際は都度、衣服に着いた埃を落としてもらい、靴を履き替えてもらうか、靴底の汚れを拭いてもらいます。

場内の搬出運搬時も台車の乗せた解体物から埃が舞わないよう、シートを被せて運搬します。

とても気を使います。

そして作業が終わったら、通路養生の撤去と通路の清掃です。汚してしまったり、ビスなど落としたままだととても危険です。

とても気を使います。

中には現場のルールを守れず、作業中止命令や悪質な場合は施工業者交代命令が出てしまうこともあります。

工事の予定が狂ってしまい、お施主様にも大迷惑がかかってしまいます。

住まいる工房は日々ビビりながら現場ルールを遵守し、安心安全の工事を心掛けています。

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